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藍染絣工房 山村健

昔ながらの技法はそのままに、
斬新でスタイリッシュな今どきの久留米絣に注目!

かつては庶民の普段着だった絣。伊予、備後と並んで、日本三大絣に数えられる久留米絣は、ちくごを代表する伝統工芸品のひとつといえる。昔ながらの製法を今も受け継ぎ、藍染め、手織りにこだわった絣を丁寧に作っているのは、八女郡広川町の『藍染絣工房』四代目・山村健さん。
 素人目にはまったく分からない藍色の染め具合も、「この色は理想に近いんですが、まだまだ私が本当に出したい色ではありません。ちょっとした工程にしても、今日はよくできても、明日もうまくできるとは限らない。植物染料の発酵具合ですら、天気や気候によって左右されますので、日々勝負、日々勉強ですね」と、かたくななまでの職人魂が存在する。
 絣は着ていくごとに、また、洗っていくごとに、風合いや手触りが着る人の肌に馴染んでいく。それゆえに、自分とともに長い時間を刻める、気に入った一着を選びたい。「これはね、海に夕日が沈んでいくさまを模したもの。これは目の錯覚を利用して、立体感を出した幾何学的なデザインです。直にお客さまとお話していて、ひらめいたものなんですよ」。こう話す山村さんは、さっきまでの表情とは一転。顔が綻び、どこかうれしそう。見せてくれた自慢の絣も、これまでの久留米絣のイメージにはない、斬新でスタイリッシュなデザインだ。これなら世代を問わず、「私も着てみたい」と思ってしまうのではないだろうか。
 最近では一般の人に久留米絣の魅力を知ってもらおうと、要予約で工房見学の受け入れや、染めや織りの体験講習なども積極的に行なっている。ぜひ広川町まで足を伸ばして、久留米絣の真髄に触れてほしい。


藍染めの原料となる「すくも」で白い糸を染め、母のツナヨさんの手で丁寧に織り上げられていく

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SHOP DATA
住所
福岡県八女郡広川町大字長延241
TEL
0943-32-0332
営業時間
定休日
席数
あり
駐車場
カードの使用
喫煙
ホームページ
http://kasuri.net/
アクセス
九州自動車道「広川IC」から車で約10分
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