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お料理 「みずのさい」

八女で出会った心の底からの「ごちそうさま」。
さりげなくも温かい〝もてなし〟のこころ

八女を訪れる度に、ここに足を運びたくなる理由。それは、〝もてなし〟のこころに尽きる。風韻が感じられる門構えや玄関先に漂うどこか懐かしい香り、創作の妙を手で触れて楽しめる家具や器、料理が運ばれてくる絶妙な間などなど、さりげなく行き届いた心遣いに素直に心が満たされていく。完全予約制なのにも理由がある。「誰がいらっしゃるかが分かるからこそ、その方のためのおもてなしができるんです」と店主の山口修作さん。訪れるお客一組一組に思いを込めるその精神にこそ、料理の真髄を感じるのだ。
 身体が自然と欲する料理。そんな逸品に出合えたのも大きな喜びだった。「食とは生命を身体に入れる行為。犠牲になる命のことを考え、いつもその恩恵に感謝しています」と、食物に対するありがたさを一心に伝えるがごとく、素材が持つ真の味と栄養を生かした〝ごちそう〟を提供してくれる。「きっと、愛情も食から始まるんですよ」と、その言葉に深く頷けたのは、料理を食した後の、あの何とも言えぬ幸福感を体感したからだろう。
 山口さんの〝もてなし〟のこころの源には、同じく料理店を営むお母さんの姿があるという。例えば、「お客さんからお代をいただくのだから、そのお金でさらに良い食材や器などを揃えて、またその方を喜ばせてあげなさい」などの言葉に現されるように、目先のお金ではなく心の豊かさを息子に伝えたのだ。その志は確かに受け継がれ、訪れる者に無言で多くの学びと感動を与えてくれている。


「料理は器とのコミュニケーション」と。作家の粋が詰まった器に巧みな盛りつけで魅せる。さまざまな巡り合わせが運命的に重なり合って現在に至るというこの店。すべてはこの器から始まったとか。その物語はぜひ店主に

取材memo
建造100年以上の屋敷は、戦後に天皇陛下の住居の候補にもなったことがあるとか。14年前に縁があって、木工作家•馬場勝年さんが営むギャラリーを引き継いで料理屋に。今なお、馬場さんをはじめ、筑後を中心に活動する作家が2カ月に一度集まり「縁会」と称して、ここに集まるという

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SHOP DATA
住所
福岡県八女市忠見641-1
TEL
0943-24-3334
営業時間
11:45~15:00/17:00~21:30
定休日
不定
席数
3部屋
駐車場
あり
カードの使用
不可
喫煙
ホームページ
アクセス
九州自動車道「八女IC」より車で約15分
ACCESS MAP

〈広域マップ〉

〈詳細マップ〉

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